最近買って読んだ本の紹介
まずは微妙な本から。
2005/08/31 \3,570
[込] 496p
MMORPGゲームサーバープログラミング
オンラインゲームが流行りだしているので、発刊された本なのか。
これを読んで理解したとしても、MMOPRGは作れません。
載っているのは、各種サーバーの存在意義とパケットデータの切り方ぐらい。
各種サーバー構成は、MMOのスタイルによって異なるので、これが全てではない。またパケット説明に至っては リネ2やROをサンプルとした本なのか、そのゲームに特化した構成になっている。
プログラミングという点でみると、まずは「こういう風に動くよ」という概念を説明しているだけ。
ただ、オンラインゲーム独特の、やってみなきゃわからないトラブル(ベータテストの意義)に対する設計ノウハウなどは書かれていないので、まずはMMOうんぬんより、設計能力が高くないとMMORPGは作れない気がする。
また、そのスキルがあればいらない本。
安い本なので、コストパフォーマンスとしてはよいかも知れない。
タイトル通りの本かといえば、違う本とは思う。
「MMOPRGゲームーサーバープログラミング」じゃなくて、「リネ2のしくみ」って本のタイトルがいいかもしれない。
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次は、Amazon の本ランキングで1位になったことのある本。
技術本が1位ですよ。 …安いので購入。
2005/10 \2,520
[込] 201p
Winnyの技術
〜技術と付いてる事から難しそうな本だけども、プログラムコードは一切出てこない。
純粋に技術の本なので、興味があるヒトはどうだろう。
専門単語なんて、IT用語辞典サイトで調べたら何とかなるものとおもう。
そして中身だけど、Winnyの開発テーマがよく伝わってきた、なんだかP2P−BBSの実装を他のヒトに委ねたかのごとく、それまでのノウハウが書かれている。
「Winnyといえば不法ファイル交換ソフト」としか見れない人は、それは別の問題という事をこの機会にわかってほしいと思う本。
いやスゴイよほんとに。