携帯通信事情

2005/04/14 木 16:13
六本木



もうちょっと詳しく書くと、携帯電話(クライアント)がサーバーにデータを送って、サーバーが返事のデータを返すと、そこで通信が終了する。 次の接続ではIPアドレスごと変わってしまう。
image[1往復で通信が終わる]
この仕組みのため、クライアントがサーバーへ通信を求めない限り、サーバーからクライアントへのデータを流せない一方通行となっている。

PCのオンラインゲームの場合は、クライアントがサーバーへ接続し(いわゆるログイン)、その後はログアウトするまでクライアントもサーバーも任意にデータを交わせる為に、クライアントが何もしていなくても、周りの会話(他人チャット)が、サーバーから届き、クライアントに表示するワケだ。


ただ。
携帯電話でもリアルタイムに通信することが2つの方法で可能。

1つめは、サーバーがクライアントへデータをすぐに返さずに、ブロックする方法。
具体的には、クライアントがサーバーへデータを送信し、ここでサーバーはすぐにデータを返さずに、セッションを保持しておく。

image[返事をスグに返さない]

なんらかの、データがあれば瞬時にクライアントへの「返事として」データを送る事ができる。
ブロッキングとでも言うのだろうか。。
二人打ちのオセロなんかでは、使われているテクニック。

ただ、クライアントから見ると、サーバーへデータを送ったまま、ちゃんとデータが届いているのかすら不明な状況となり、いわゆるタイムアウトが発生する場合もある。

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